メニュー

子ども達の近視進行抑制を目指して

お子さんの近視について、このようなお悩みはありませんか?

・学校検診で視力低下を指摘された
・眼鏡の度数がどんどん強くなっている
・将来の目の健康が心配

近視は一度進むと自然に元に戻ることはありませんが、進行をゆるやかにする治療があることが分かってきています。

当院ではお子さん一人ひとりの状態に合わせて、近視の進行を抑える治療(近視進行抑制)を行っています。

近視とは

近視とは、遠くがぼやけて見える状態です。

主な原因は、眼球の長さ(眼軸長)が伸びることにあります。
特に成長期のお子さんでは、この変化が進みやすいことが知られています。

近視が進行すると、将来的に網膜剥離や緑内障などのリスクが高くなるため、早い段階からの対応が重要とされています。

近視と生活習慣

近年の研究では、屋外で過ごす時間が長いほど近視の進行が抑えられる可能性があることが分かっています。

そのため当院では、まず生活習慣の改善(屋外活動・近くを見続けないこと)を大切にしています。

一般的には、1日2時間程度の屋外活動が近視予防に有効とされています。

近視進行抑制とは

近視進行抑制とは、子どもの近視の進行をゆるやかにすることを目的とした治療です。

視力を回復させる治療ではありませんが、将来的な近視の強さを抑えることで、目の病気のリスクを減らすことが期待されます。

近視進行抑制治療の流れ

① まずは通常の眼科診察を行います 
学校検診で視力低下を指摘された場合でも、すぐに近視進行抑制治療が必要とは限りません。視力検査や診察を行い、状態を確認します。

② 近視の状態を確認します 
必要に応じて眼軸長測定などの検査を行い、近視の進行状況を評価します。

③ 治療の必要性を判断します 
生活習慣の改善や眼鏡による対応で様子を見ることもあります。

④ ご希望があれば、近視進行抑制治療を検討します 
アトロピン点眼、MiSight、オルソケラトロジーなど、お子さんの状態に合わせた治療をご提案します。

当院で行っている治療

当院では複数の治療方法に対応しており、お子さんの状態や生活スタイルに合わせてご提案しています。

● 低濃度アトロピン点眼(リジュセア)

毎日1回点眼することで、近視の進行をゆるやかにします。
初期の近視や、まず治療を始めたい方に適しています。

● MiSight(マイサイト 近視進行抑制コンタクトレンズ)

日中に装用する使い捨てコンタクトレンズで、近視の進行を抑える設計になっています。
コンタクトレンズを希望される方に適しています。
お子さんがひとりでつけはずしできる方に限ります。
厚労省に承認されているコンタクトレンズで近視進行抑制効果が報告されています。
通常のコンタクトレンズ検査として、保険診療で行われます。

※医療費控除の対象となる場合があります。詳しくは税務署等にご確認ください。

● オルソケラトロジー

就寝時に専用のコンタクトレンズを装用し、日中は裸眼で生活できる治療です。
近視進行抑制効果も報告されており、スポーツをするお子さんにも適しています。

どの治療を選ぶ?

治療の選択は、お子さんの年齢・近視の程度・生活スタイルによって異なります。

目安としては以下の通りです。

治療

向いている方

アトロピン

初期の近視・まず始めたい方

マイサイト

コンタクトレンズを希望される方

オルソ

裸眼で過ごしたい・スポーツをする方

※実際の選択は診察のうえで個別に判断します

眼軸長測定について

当院では、近視の進行をより正確に評価するために、眼の長さ(眼軸長)を測定しています。

測定した眼軸長の変化をグラフで確認しながら、近視の進行状況を分かりやすく説明しています。

近視は視力だけでは変化が分かりにくいことがありますが、眼軸長をみることで、進行のスピードを把握することができます。

実際の診察では、このグラフをもとに現在の状態や今後の見通しについてご説明しています。

こんな方はご相談ください

・学校検診で視力低下を指摘された
・近視が急に進んでいる
・ご家族に強い近視の方がいる
・将来の目の健康が心配

治療を始める前に

学校検診で視力低下を指摘された場合でも、すぐに近視進行抑制治療が必要とは限りません。

まずは生活習慣(屋外活動・近業時間)や眼鏡による対応を行い、必要に応じて治療を検討します。

近視進行抑制治療を希望される場合でも、まずは通常の診察と視力検査を行い、状態を確認したうえでご提案しています。

よくある質問

  1. 何歳から始められますか?
    A. 一般的には小学校低学年頃から検討されます。
  2. どのくらい効果がありますか?
    A. 個人差はありますが、進行を30〜60%程度抑えると報告されています。
  3. やめたらどうなりますか?
    A. 治療を中止すると、近視が再び進行する可能性があります。
  4. 副作用はありますか?
    A. 点眼やコンタクトレンズにはそれぞれ注意点がありますので、診察時に詳しくご説明します。

最後に

近視は早い段階から対応することで、将来の目の健康に影響する可能性があります。

お子さんの視力低下が気になる場合は、お気軽にご相談ください。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME